ゲイ カミングアウト

二十歳になり、あたしは大人になりました。
これからはお世話になった両親に恩返しをしていく日々になります。
でも、あたしはそんな両親を裏切ってしまいました。
二十歳の誕生日、ずっと前からカミングアウトしようと考えていたんです。
私はゲイで、男性しか愛せない。

父親は激怒して呆れ果てていました。
母親は深いため息を落としてうな垂れていました。
カミングアウトしたのを後悔しました。
やはりこんな息子を受け入れてはくれない。
しかし、父親も母親も最終的には好きにしろと言ってくれました。
これからも息子という事には変わりないとも。

あたしは涙を流しながら感謝しました。
今はゲイバーでダンサーとして働いています。
お客さんで来ていた年上の人とも恋人になりました。
人前を堂々と腕を組んで歩きたいのですが、やはり周囲の目が気になります。
だから、映画館などの暗い場所でいっぱいくっつく事にしています。

それから友達にもゲイだとカミングアウトしました。
ドン引きして離れていく人も居ましたが、気にせずに接してくれる人も居ました。
友達があたしの働くゲイバーに遊びに来てくれた時は泣きながら踊って大変でした。
その後、マスターに良い友達が居るじゃない、と言って抱き締められたのが忘れられません。

理解ある両親、友達、仕事場、あたしはすごく恵まれていると思います。
ゲイだとカミングアウトして世界が変わりました。
変な目で見られる事があっても、理解してくれる人が居るから気になりません。
これからの人生、あたしはゲイを誇りにがんばりたいと思います。

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